また会う日まで

40代半ばで夫と死別。人生についての気づきを感じるままに。

わたしのことは忘れてください

先日夫の三回忌を親族のみで無事に執り行いました。

法事後になって招待しなかった夫の関係者がバラバラに来るので毎週お墓参りしていました。

寒い中そんなバタバタな日々で風邪を引いてしまったり、何だかイライラが募りましたが次の七回忌まで4年の猶予を得て正直ほっとしています。

私のことはもう放っておいてくれ!といったところです。

 

前にも記しましたが「夫の関係者」とは会いたくありません。会う必要もないでしょう。

夫の前では言えなかったことを言い出す輩にうんざりです。

私と付き合う前の、夫の彼女の事を嬉しそうに鼻の穴をふくらませて話してみたり、性格をけなしてみたり、(なんなんだお前は)としらけた顔で聞いていましたけど。

ヤキモチ焼くと思ったんでしょうかね。いい歳してくだらない。

そんな友人(?)を持った夫が哀れです。

 

皆それなりに老け込んで生活感がにじみ出たスタイルと知性のない会話が切ないほどで、しみじみもう関わりたくない、と思ってしまいました。

この2年で私自身が変わってしまったのかも知れません。

 

いや、変わったのは私だけではないはず。

諸行無常

すべてを自然な流れと受け止めて、新しい日々を続けていくほうが建設的ですね。

悲しみに浸ったり、人を嘲ったりする時間は無駄以外にないでしょう。

楽しいことは山ほどあります。

それを心に生きる夫と共に味わい尽くして余生を送るのも悪くありません。

とにかく、今を抱きしめて。 

 

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自戒をこめて

 あと半月ほどで亡き夫の三回忌を迎えます。

親族のみで法要をする予定でいるのですが、

それに先だって夫の友人からの「墓参りに行きます」

というメールにイラっときてしまいました。

なんだかくさびを打ち込まれているような、

見張られているような気分になるのはなぜでしょう。

 

法要にはお招きしていないので別口で来てくださるようで

日も近いこともあって「では法要の日にご一緒にいかがですか?」

と申し上げましたら、あっさり「皆で日にちを決めてしまったので」と言われてしまいました。

 

だったらいちいち私に言わずに勝手に行ってくれればいいのに。

こう思ってしまうのは罰当たりでしょうか。

夫は悲しむでしょうか。悲しいなら化けて出てこい!って感じです。

 

私はおそらく考え方や感じ方は

そうたいして人と変わらないと思っています。

日頃からだいたい他の人の感覚と同じように感じることが多いです。

三回忌あたりから死別の悲しみから離れて

新しい自分の人生を模索し始める人がいるのも何となくわかる今日この頃。

だからなのか以前の知り合い(特に夫がらみの)とはあまり関わりたくないのです。

新しい彼氏を連れて行ったら皆さんギョッとするでしょうね。想像すると楽しいです。

 

 そして噂というものは知らぬ間にひとり歩きしていて、

夫の死を知らせてない遠い知り合いが最近になって連絡を寄越したりしてきます。

何食わぬ感じで対応していますが私の警戒レベルは上がっています。

 

一文無しのすってんてんでしたらこんな深読みをしたりすることはないのかも知れません。半端に残された資産があるのは厄介なものですね。

早いところ使い切って真・善・美を追求したいと思っていますが未だ煩悩の虜です。

 

さて、気を取り直して

今は(大学の)試験勉強に集中します。

 

  

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愛しい人に捧ぐ

(とっくに)2018年になっていました。

しかも8日も経っている。わお。

 

年末年始は

ダウンタウンのガキ使観て年を越し、

今月末にある大学の試験に向けて対策(過去問題をプリントしただけ)

そして録画しておいた映画やドラマを観て過ごしました。

 

試験が終わったら夫の3回忌です。

丸2年 言葉にするとたったの3文字。

 

さて心境の変化はどうでしょう。

 

寂しさは・・・正直言ってあまり感じなくなりました。

この頃また誰かと結婚して・・などと妄想してみたりしますが

それはもういいや、って感じです。

 

ひとりの身軽さ、気安さに慣れたのでしょうね。

誰かと暮らすなんてもう無理な気がします。

元来ワガママですから結婚には向いていなかったんじゃないか、

とまで思い始めました。

 

これからの方針は

生きている意味など考えてもしょうがないことは考えずに

いつ死んでも悔いのないように

いつ愛しい人が現れてもいいように

身も心も磨いておきたいと思います。

 

とりあえず今はもっぱら

増えた体重をどう減らすかでアタマはいっぱいです。

  

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哀しいときめき

低く雲が立ち込める薄暗い午後

その人は夫の面影をたずさえて訪ねてきました。

ottotosibetsu.hatenablog.com

抗がん剤治療のかいもなく余命が幾ばくもないことは、前もって他の家族から知らされていましたが、当の本人から聞かされるのは辛いことでした。

元気なうちに会って話したい、という私の強い念が通じたのかどうかは定かではありませんが彼は会いに来てくれました。

向い合せで座り見つめるその目は夫が蘇って現れた、そんな錯覚を起こしそうなほどよく似ています。

普段は人見知りの愛猫が興味深げに擦り寄っているのを見て、夫が生きていた頃の生活が再現されたような懐かしい気持ちになり思わず「パパが帰ってきて良かったね」と言ってしまい気まずかったですが彼は優しく笑って猫を撫でてくれました。

 

食欲がない、そう言いながらも私が「お腹が減った」と言ったら食事に連れ出してくれました。どちらが病人か、という呆れた話です。

疲れさせてはいけないと思いながらも彼と一緒にいられるのが嬉しくてつい長引かせてしまいました。

不謹慎を承知の上で申し上げますなら、私はまた愛する人ができたという哀しい喜びを味わっています。

 

これほど時間が惜しいと思ったことがあるでしょうか。

「時間よ止まれ」

そう念じながら 枯葉積もる道を歩いたこの日のことを私は忘れないでしょう。

   

  

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木枯らしに抱かれて

早いもので10月も明日で終わりです。

ブログはすっかり月いちペースになってしまいました。

 

私の住む地域は台風一過の青空が広がり、

木枯らし1号が吹きました。

昨年より10日ほど早いそうです。

 

ここのところの近況、心境を記しておこうと思います。

 

読書の秋ということで

何も予定がない日は本ばかり読んでいました。

小説は湊かなえさんや小池真理子さんのミステリーが好きです。

 

昨年、家の書棚の本をどっさり処分し整理してから、

本を増やしたくないためもっぱら図書館を利用しています。

近頃はネットで貸出予約ができるようになって便利になりました。

 

何がきっかけだったのかは忘れましたが

池田晶子さんの書籍と出会い、ここ最近までこの方の本ばかり読んで

ほぼ読み尽くし、この方の影響を受けプラトンヘーゲルなど

哲学方面にのめり込んでいます。

『国家(プラトン著)』の下巻を読み始めましたが気がつくと寝てしまっています。

今週末には返却しないといけないのに!

ソファに寝転んで読むからいけないんでしょうね。座って読むことにします。

 

他にも通信制大学の2学期が始まり頭フル回転の日々です。

脳みそが退化する前に使っておかないと、と若干焦り気味です。

 

そうそう、バレエのこと。

習い始めて今年の暮れには1年半になります。

が、恐ろしいほどちっとも進歩しません。

 

ひょっとして本当に向いていないんじゃないか、

果たして続けたその先はあるのか(今さらプリマを目指すわけでなし)

などとネガティブな気持ちになったりでレッスンの日は

休む理由を考えてしまったりしてしまいます(それでも休みませんが)

 

諦めてやめてしまうのは簡単です。

やめる理由はいくらでも思いつきます。

夫が亡くなった寂しさを紛らすための趣味として始めただけで

体の柔軟性を活かせると思ったけど結構辛かった。もういい。

初心者だと知っているはずなのに丁寧に教えてくれないし。

 

自分への苛立ちがだんだんとまわりの環境や

先生のせいにし始めていることに気がつき

『これはいかん』と思いました。

 

モチベーションを上げるために

大人になってからバレエを始めている方のブログを読みあさり、

とあるバレエ講師のブログにたどり着きました。

その方はもうキャリアを積み今では教室を運営されているのですが

それまでの過程においての悩み、悶え、葛藤がまさに今の私に当てはまり

涙を流しながら読みました。

この方に習いたい、と思いましたが通える距離ではないのが残念です。

 

そこであらためて思いました。

何事においても努力が必要なこと、

できるようになるにはそれなりの時間がかかること

諦めたらそれで終わりなこと。

あたり前のことを忘れていました。

そしてバレエを続ける目的は・・・

内面も外面(所作、立ち振る舞い)も『美しい婆さん』になること。

これで決まりです。

 

と言いながらまた性懲りもなくボヤくことがあるかも知れません。

お許しください。

 

 

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久しぶりの涙

特にファンというわけではないのですが、

カーラジオから流れる歌に惹きつけられました。

来週末公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇跡』の主題歌だとか。

一日じゅうこの歌を聴いていました。

歌詞が泣けます。

久しぶりに次々と涙がこぼれてスッキリしました。

山下達郎さんによるとこの歌のテーマは『死生観』だそう。

素直に聴くことができました。

 

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愛おしいとき

先月末に大学の1学期試験が終わり

空気の抜けた風船のようになっています。

精魂尽き果てました、と言ったら大げさだと笑われますね。

 

近頃は朝からエアコンの効いた部屋で猫とゴロゴロしています。

 

愛猫は遊んでもらえる時間が増えて喜んでいるらしく

調子に乗りすぎて私に叱られていますが

それも嬉しいようで困らせることばかりしています。

積んである本をテーブルからなぎ倒してみたり、

読みかけの雑誌を爪とぎ替わりにボロボロにしてしまったりと

嫌がらせ(私にとって)を連発。

 

叱りつけると『もう遊んでやらね』とでも言いたげに

ぷいっと別の部屋へ行ってしまってしばらく姿を見せませんが

夜はベッドを半分こして必ず一緒に寝ます。

 

抱っこや触られすぎが嫌いな仔なのに寝るときは

少しだけ肌が触れる感じでそばにいます。

朝目覚めたときにはお互い伸びをしてハイタッチ。

毎朝笑顔で起きられるのはこの仔のおかげです。

 

しばし時の流れを忘れて

ただ漂うように

このお盆は過ごそうと思っています。

 

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