また会う日まで

40代半ばで夫と死別。人生についての気づきを感じるままに。

変わらぬ想い

ひとりになって2度目の夏

毎日が矢のように過ぎていき、気がつけば今年も後半入り。 おかげさまで元気に暮らしています。 大掃除ならぬ小掃除を済ませ、 アイスコーヒーを飲みながらこの記事をしたためています。 暮らしぶりは相変わらずマイペースで 特に落ち込むこともなく淡々とし…

ANNIVERSARY

2月は 私たち夫婦の特別な月。 結婚を決め、入籍したのが2月。 2人で会社を設立したのは2月。 家を買って住み始めたのも2月。 そして夫が亡くなった月・・・ 2月を選んだかのように逝ってしまったあなたへ。 松任谷由実 Yumi Matsutoya ANNIVERSARY ↓…

大晦日は密やかに

私にとって、激動の1年が終わろうとしています。 夫と住んだ家で猫と年越しです。 お墓と仏壇の掃除を済ませ、少しだけ買い物をし、 ついさっきまでモツ煮を火にかけていました。 2時間ほど煮込んだので美味しいに違いありません。 料理が下手な私の数少ない…

以心伝心

午後の3時を過ぎると夕方を感じるこのごろ。 私の心は、夫のことを思い出していました。 去年の暮れ、仕事は正月休み前のラストスパート。 自営業の私たちは慌ただしいながらも、 休日には趣味のテニスをしたり、 一緒に買い物に行ったりと いつもと変わら…

得難い安心感

ottotosibetsu.hatenablog.com ↑これの続きです。 ゴミを片付けずにそのまま放置した理由は、 (故意だと仮定して)片付けたら思うツボだと思ったからです。 かえって神経を逆なでする恐れもありますけどね。 それはそれです。 私は仏壇の夫に向かって文句を言…

昼下がりの未亡人 

淫靡なタイトルですみません。 なんのことはない、 夏日になった今日、近所の眺めのよい場所へ散歩に出かけました。 晴れ渡る空に半袖でちょうどいい気温、 気持ちの良いひとときでした。 聴こえるのは 鳥の鳴き声 川の流れる音 枯葉を踏みしめる音 そのなか…

ひとりで聴く号泣ソング

昨夜、何気なく観ていたケーブルTVで 流れていた歌に釘付けになりました。 その番組は年代別で懐かしいヒット曲を 特集しています。 1980年代の特集で ラストにかかったのは、 サザンオールスターズの 『Ya Ya(あの時代を忘れない)』でした。 この頃は…

続・捨てられないもの

昨日のことです。 所有している車が壊れました。 運転席のパワーウインドーが ウンともスンとも動かなくなってしまったのです。 窓が開かないのは パーキングの発券機や ガソリンスタンドでのやり取りなどで なにげに不便です。 メカに強い夫は 車のちょっと…

季節が変わっても変わらない想い

まだまだ暑い日が続いていますが もう9月になりました。 夫のいない春と夏が過ぎ、 秋を迎えようとしています。 月命日のお墓参りのたびに 夫が亡くなってからの月日を数えてしまいます。 3年前から10年日記帳を書いていて、 日々それを眺めては 去年の今…

ある日のこと

うつ病予防のため 天気の良い日は外に出て歩くようにしています。 つい先日、 セミの鳴き声を聞きながら歩いていましたら 左の地面に何やら影が映っています。 虫の影のようです。 『ハチかも!』と身構えて斜め上を見上げましたら 一匹のトンボが飛んでいま…

新盆 姿を変えて帰ってきた夫

13日の日暮れ 友人夫婦と共に 玄関前で迎え火を焚きました 砂盛に線香を供えた その瞬間 !!! 小指の先ほどの 小さな緑色のバッタが家の外壁にへばりつき、 次の瞬間 ぴょん、と飛んだかと思うと 玄関ドアに引っ付きました。 思わず皆で顔を見合わせて …

もうすぐ半年経ちます

夫が突然死して、 一人で暮らすようになってから もうすぐ半年が経ちます。 新盆の準備に取り掛かるのは 一区切りのように感じています。 お坊さんの手配や親族、知人への連絡などを済ませ、 皆が集まるため、自宅の掃除や おもてなしの料理を考えたり 何か…

男気のある人生?

朝から図書館へ行き、 本をどっさり借りてきました。 この連休は引きこもることに決めています。 先日、新盆のための準備で、 提灯や回転灯など、ひと揃え買い物してきました。 それに付き合ってくれた友人と帰りに お茶した時の話しです。 『あなたの旦那さ…

日々移ろいゆく

夫を突然死という形で亡くしてから 空中にポーンと投げ出されたような そしてそのまま宙に浮いたように 今日まで生きてきました。 いまだに家の中で夫の面影を探してしまいます。 いつも座っていたダイニングの椅子 食後に寝転んでいたソファ 玄関で猫がジー…

捨てられないもの

3月に夫の四十九日の法要を終えて 徐々に家の中を整理し始めました。 徐々に、と言いましたが、 一気に、のほうが正しいかも知れません。 私は、片付けることで 気持ちを切り替えたかったのでしょう。 手始めは仕事関係の書類。 クローゼットに放り込んでい…

ひとりのドライブ

今日は用があって車を運転した。 いつもふたりで通った道を ひとりで走った。 「ねぇ、よくこの道通ったよね」 見えない夫に話しかける。 もちろん返事はない。 西日を浴びながら 川沿いの長い1本道を走っていたら たまらなくなって 涙があふれた。 車も 目…

絆 永遠に

今日は仏壇の前で泣いた泣いた。 もう存在しない肉体を求めて、 天井を見上げながら 「そこにいるなら、 私が見えているなら、 何とか言ってよ」 とめどなく流れる涙に意識を向けると、 冷静さを取り戻す。 ああ、私は寂しいんだ。 急に襲いかかるこの感情を…