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また会う日まで

40代半ばで夫と死別。人生についての気づきを感じるままに。

ベットの上の夫は

 救急の受け付けで待たされること小1時間。

着ていた服は縦に切り裂かれ、

靴やスマホなどの私物とともに渡された。

承諾書など書類にサインをし、病室へ。

意識は戻らないまま、

全身管だらけになった夫を見て涙が溢れた。

 

状態の説明は夫の親族を待って行われた。

極めて厳しい状況であるが、

最善を尽くすとのことで、

取り急ぎは脳へのダメージを最小限に抑えるために

低体温療法が導入された。

 

そして、この日がヤマだと言われた。

自力で心臓が動かせるようにならないと

治療は先に進めないとも。

 

 私は夫の枕元で手を握り、

名前を呼びながら語り続けた。

ねぇ、帰ろうよ。

おうちに帰ろうよ。

明日の休みはテニスするんでしょ。

 

この日は全豪オープンの決勝だった。

ねぇ、結局ジョコビッチが優勝だったよ。

  

 

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