また会う日まで

40代半ばで夫と死別。人生についての気づきを感じるままに。

毛先は憶えている

私にとって、魔のクリスマスも終わり、

平日の今朝に美容院へ行ってきました。

月に1度の白髪染めです。

 

私たち夫婦は共に白髪が早くから生えていて

結婚してしばらくはそれぞれ、

夫は床屋、私は美容院へと行っていました。

 

ふたりで自営業を始めて

忙しくなってきた頃から、

お店に行く時間がなくなったので、

家で互いに染め合うようになりました。

 

名づけて「染っこ大会」といいます。

 

夫は若い頃から白髪が多く、

特に両サイドに至っては、ほぼ真っ白でした。

いつしか染めたついでに私がカットもするようになりました。

素人ですので、それなりの仕上がりで

文句を言われたりもしましたが、

最後まで「自宅バーバー(床屋)」でした。

 

私の髪も、いつも夫が染めてくれていました。

美容院へ行くのはスタイリング(カットとかパーマ)

するときだけです。

 

根元の白髪が伸びてくると、

「そろそろ、染っこ大会ね」

そして、夜中に染め合うのです。

 

今はもう、そうしてくれる夫がいません。

毎月、美容院に行くたびに

「染っこ大会」を思い出します。

 

ここ数年、ヘアスタイルはショートでしたが、

夫が亡くなってから髪を伸ばし始めました。

切っても揃える程度にしています。

 

バレエを始めたことが伸ばすきっかけになりました。

まとめ髪のほうが下手っぴでも様になると思ったのです。

同時に、夫との思い出を毛先に託しています。

 

  

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