また会う日まで

40代半ばで夫と死別。人生についての気づきを感じるままに。

捨てられないもの

3月に夫の四十九日の法要を終えて

徐々に家の中を整理し始めました。

徐々に、と言いましたが、

一気に、のほうが正しいかも知れません。

 

私は、片付けることで

気持ちを切り替えたかったのでしょう。

 

手始めは仕事関係の書類。

クローゼットに放り込んでいた、

決算書や契約書などを整理し、

並べ替え、不要なものはシュレッダーにかけたり、

これは1週間くらいかかりました。

夫が主体の事業でしたので今現在休業しています。

 

寝室は朝日のあたる窓がある部屋で、

ダブルベッドを置き、二人で寝ていました。

寝るたびに寂しくなるので

別の部屋にベッドを移動しました。

自分の衣類も新しいベッドルームに移し、

元の寝室は空っぽになりました。

 

ただし、夫のクローゼットはそのままです。

下駄箱の靴も手をつけていません。

玄関には防犯の意味もあって、

目のつくところに夫の靴を置いてあります。

 

そして、

お風呂にあるアカスリや歯ブラシ。

これも捨てられません。

いつもの位置にあります。

私たちは一緒にお風呂に入っていました。

私が長風呂なので、

時間差であとから夫が入ってきて、

頭を洗い身体を洗って、を

湯船から見てる私。

背中を流してあげるのが日課でした。

もう、あの広い背中を見ることも触ることもできないなんて。

 

そんな思い出も捨てられずにいます。

 

 

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