また会う日まで

40代半ばで夫と死別。人生についての気づきを感じるままに。

ひとりになって2度目の夏

毎日が矢のように過ぎていき、気がつけば今年も後半入り。

おかげさまで元気に暮らしています。

大掃除ならぬ小掃除を済ませ、

アイスコーヒーを飲みながらこの記事をしたためています。

 

暮らしぶりは相変わらずマイペースで

特に落ち込むこともなく淡々としたものです。

これは日頃お付き合いくださる方々のおかげだと

本当にありがたく感じています。

 

人生の洗い直し、とでもいいましょうか

棚卸でしょうか。

自分を見つめ直す貴重な時間を与えられた、と

日々を味わい、咀嚼しながら

心身の浄化と健康維持に注力しています。

 

いずれにしましても夫のいない新しい人生は

まだ始まったばかりで、右往左往しながらも

前を向いているつもりでいます。

 

仏壇の前に座ることはなくなったこの頃ですが、

ダイニングテーブルの夫の席のまえに夫の写真を飾り、

いつでも話しかけられるようにしています。

猫を抱いてうっすら笑っているお気に入りのものです。

ときどき猫にも『ほら、あなたおとうちゃまに抱っこされてるのよ』

と話しかけては困惑させています。

 

ふと今、夫が姿を現したら

猫はどんな反応するのかと考えたら泣けてきました。

それでも涙ぐむ程度で大泣きすることは無くなりました。

永遠の愛を誓ったこと、常にその安心感に包まれているのです。

 

話は変わって、数日前の記事でこんなのがありました。

本当のところは死んでみないとわかりませんが

神秘的な希望を見いだせそうです。

 

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それぞれの人生

先月の話しです。

中学時代からの友人と食事を共にしてきました。

 

当時、女子5人グループで仲良くしていましたが、

そのうちのひとりはハタチを過ぎてすぐに結婚し、

次々と子供を産み、5人のママとなり、

だんだんと疎遠になりました。もう20年近く会っていません。

 

もうひとりは、、、

中学卒業後に1度会ったきり、

随分あとになってから亡くなったことを知らされました。

交通事故だったそうです。

ご両親は娘が亡くなったことを信じたくない、

という思いからか、しばらくのあいだ誰にも伝えなかったようです。

その後、ご両親は引越しをされたらしく消息は不明で

彼女のご仏前に手を合わせることも叶わないままでいます。

 

さて今回、その残りの私を含め3人で会いました。

会うのは昨年の春以来です。

 

昨年の春といえば

夫を弔って3ヶ月ほどしか経っていない頃でしたので、

友人の気持ちに寄り添えない私でした。

ottotosibetsu.hatenablog.com

 

彼女なりにけじめをつけて 

傍から見ると決して幸せとは言えない境遇に身を置き、

それでもパワフルに新しい人生を歩み始めている姿をみて

眩しく、心強くも感じました。

 

もうひとりの友人は家庭内別居が続いていて、

『子供が巣立ったら離婚かも』などとぼやいていました。

ここまで我慢したなら最後まで頑張って欲しいものですが、

人それぞれですからね。

話しをしてスッキリできればそれでいいのかも知れません。

 

彼女たちは気心が知れているので

余計な気を遣われずに明け透けな会話を愉しみ、

夕方から夜中まであっという間に時が流れました。

そんな時間を愛おしく感じました。

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恋する気もち

なんだか思わせぶりなタイトルですね。

夫を亡くして1年と3ヶ月が過ぎ、

早くも次のオトコか?と。

 

もったいぶらずに言っておきますが、

恋しているのはバレエにです。

 

夫としていたテニスはもう出来ません。

テニスのプレーは相手が必要ですし、

炎天下にコートを走り回るのも厳しい年頃となりました。

 

それでも身体を動かしたくて、

考えひらめいたのがバレエでした。

練習は室内ですし、体ひとつでできると思ったからです。

 

バレエは子供(小学生)の頃に少しだけ習っていたことがあって

基本的な動きはわかっているつもりでいましたし、

日ごろからヨガをしているので柔軟性も自信がありました。

 

グズグズしていると日々はあっという間に過ぎていきます。

体験レッスンを受けたその日に入会して始めたものの

なかなか思うように上達しないので

途中で何度もやめようかと思いましたが

↓(思いとどまった記録)

ottotosibetsu.hatenablog.com

不思議と続いているのは

思いどおりにならないことに魅力を見出したからでしょうか。

 

例えるなら好きになった人が

分からない、思いどおりにならないからこそ

もっと知りたい、と、夢中になって追いかけてしまう、

 そんな感情に似ている気がします。

 

習い始めてそろそろ1年が経ちます。

あいも変わらず美しい踊りにはほど遠く、

とんちんかんなタコ踊りで

メイトさんには苦笑されたりしていますが

気にせずに続けています。

  

そして、週1回のレッスンでいかに上達するか、

を考え 以前寝室にしていた部屋に

全身が映る大きなミラーを置いて

バレエの練習部屋にすることにしました。

 

家の中ではスリッパをやめて

バレエシューズを履いています。

 

このときめきがずっと続きますように。

 

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チェリーブラッサム 新しい私

4月になって、あっという間に月末です。

おかげさまで平穏な日々を送っています。

特別なことは何もありませんが、

新しい日々を記しておこうと思います。

 

昨年秋に再開した

大学(通信制)の新学期が始まりました。

仕事や家事の合間に勉強しています。

 

晴れた日には日頃の運動不足の解消に

近所の公園にウォーキングや

少し遠くのスーパーへ歩いて買い物へ行ったりしています。

気候も丁度よく、新緑で目が潤う感じが心地よいです。

 

一方、家の猫は換毛期のようで

抜け毛がひどく、朝晩のブラッシングは欠かせません。

ほふく前進で逃げようとするので毎回ひと汗かきます。

唯一の同居人(?)なので嫌われないように

終わったらおやつをあげたりしてご機嫌をとっています。

  

天気が良くない日は家に篭って

好きなお菓子を食べながら、

録画しておいた映画を観たり読書もしました。

 

月半ばには旧友から連絡があって

近々皆で会おう!ということになり

今からそれが楽しみです。

 

最近読んだ本(エリザベス・キューブラー・ロス著)で心に残った一節を。

 ‘永遠の別れ’(第1章 悲嘆の五段階 最後のページ)より引用

生きるよろこびを否定することなく

自分の真の欲求に耳をかたむけて一歩踏みだし、

変化し、成長し、進化していこう。

再び他者との交友範囲をひろげ

他者の人生に積極的にかかわっていこう。

友情をはぐくみ、自分自身との関係を深めていこう。

われわれは再び生きはじめる。

だがそれは、悲しみをじゅうぶん味わって

はじめてできることなのだ。 

  

  

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死別ブログからの卒業

一周忌も終えて、

喪が明けたのを機に

変化した気持ちと状況を記録しておこうと思います。

 

まず、

夫が亡くなってから、にわか仏教徒でしたが

ロウソクの火の消し忘れがあったりと

ひとり暮らしには危険なので

家の仏壇で線香を上げるのはやめました。 

現実問題として

留守中に愛猫にもしものことがあったら大変です。

 

そして、仏壇に手を合わせるのもやめました。

飾ってある夫の写真が目に入ったら

『よっ!』と、手をかざす程度にしています。

 

それもこれも

いちいち儀式をしなくても

いつも一緒にいる、

という感覚が得られているからなのです。

 

現在

大きな温かい手のひらに乗せられたような

安心感に包まれています。

 

最高の結婚期間でした。

夫と出会い一緒に暮らせた幸せを

いつも胸に携えていたいと思います。

 

私の人生の続きは夫が見守っていて

どこまで行っても大丈夫、

最期は『こっちだよ』と手招きしてくれることでしょう。

 

そんなわけで

死別ブログは卒業です。

別れの季節、3月に。

 

  

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体調不良の理由

お彼岸の連休明けあたりから

数日のあいだ、眠気やだるさに負けて

だらしなく過ごしていました。

 

おひとりさまブロガーで

いつも楽しみにしている方がいるのですが

先日の記事に『だるい、しんどいは低気圧のせい』

とありまして、思わず

ほほう、と納得。

 

季節の変わり目ですから自律神経も乱れがち。

ヨガや晴れた日のウォーキングで整えたいと思います。

 

私の場合年齢的に

更年期?予備軍でしょうから

普通に暮らしているつもりでも

その日の体調や気候に左右されるのかも知れませんね。

 

気分の落ち込みを

何やら『命日反応』などと

死別のせいにしてしまうと

年がら年中不調に見舞われそうなので

それはやめておきたいところです。

 

桜開花のニュースが

あちらこちらから聞こえてきます。

新しい季節の始まりは

新しい私でありたい、

そう思っています。

 

  

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出口への道 光のある方へ

気がつけば未亡人という烙印を押され

生存している私がいました。

 

なりたくてなったわけじゃありません。

 

未亡人は気をつけていても

気を遣われてしまいます。

 

頑張りたくないのに

頑張って、とか言われます。

 

どう扱っていいのか分からない、

そういう感覚の人が多いんだと思います。

 

はっきり申し上げますが

死別した人には

死別を知っている人以外は、

積極的にかかわらない方がいいです。

 

私が言う『死別を知っている』とは

広義の意味で、

大切な者を亡くした

喪失感を知っていて、そこから立ち直った、

そう言う意味です。

 

それは親でも子供でもペットでも同じくくりと考えます。

もちろん伴侶を含めて。

 

もっとも大事なのは

そこから立ち直った人であること。

出口を知っている人であります。

 

一緒になって嘆く人はいらないのです。

 

嘆きを煽る人はもってのほかです。

本人はそんなつもりはないのかも知れませんから、

自分が気をつけていなければいけません。

 

特にネットで溢れる情報は

鼻くそほじりながら

話半分にしておいたほうが吉です。

本気にして巻き込まれないよう気をつけています。

 

そして

暇なのが一番ダメです。

お金に困っていないなら

ボランティアでもしたらいいんです。

おしゃれしてお買い物三昧もいいと思います。

 

実は私はこのブログを始めた頃

(夫が亡くなって2ヶ月後)から

仕事を再開しています。

(夫との事業とは別の仕事です)

 

悲しみを強さへと

ステージは変化していくのだと、

入口があったのだから

必ず出口はあるはず、

そう信じて

勇気を持って一歩前に踏み出すことで

誰かの励みになれたなら

そこに幸せを感じられるのかも知れません。

 

 

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