また会う日まで

40代半ばで夫と死別。人生についての気づきを感じるままに。

コールドムーン 満月の夜に

いきなりですが、このブログは本日をもって終わりにすることにしました。 夫が亡くなって、来年2月で丸5年が経ちます。 未だについこの間のように思えたり、逆に結婚生活自体が夢だったのでは?などと不思議な気持ちにとらわれることがあります。 振り返れ…

 新しい夏

いつもと違う夏 2020年。今年も半年が過ぎて夏が来た。 新型ウイルスに脅かされる日々が続くなか、流されるまま今日も生きている。 自粛しろ、と言われればしたし、自粛解除だ、と言われて外に出て普段どおりかと思いきや世の中は閉塞感が漂っていて今までに…

2020年のバレンタイン

近所の梅の木は花が満開で、早くも散り始めています。 もうすぐ春ですね~(♫) そしてオリンピックイヤーです。 観戦チケットは買っていないし、テレビも冬の初めに壊れてしまい処分してしまったので結果だけネットで観る、という感じでしょうかね。 すっかり…

嵐と食欲と芸術の秋

愛猫と固唾を呑んで大型台風が通過するのを待っているところです。 夕方に庭のプランターなどを玄関にしまいました。玄関がジャングルです。 すでに備えはしてありましたが、甘いものが食べたくて朝一番でスーパーへ買い物に行きました。 風はないものの朝か…

新しい時代に

平成から令和になりました。テレビは、ゆく年くる年さながらの昨夜と今朝でした。 昨年末以来のブログです。お元気でいらっしゃいますか? だいたい人に尋ねる時は、自分がそう言ってもらいたいからでしょう。 はい、元気ですよ。そう言いたいのです。 椿も…

年の瀬に

死んだか?と思われているかもと、年の瀬の朝のひと時、一年の締めくくりにとblogを記すことにしました。 ちょっと風邪気味ですがおかげさまで元気に暮らしています。 早いもので今年も今日を含めてあと2日で終わりですね。 暖冬だと言われるこの冬。それで…

自己観察記

今回、下書きに保存していた記事をアップすることにしました。 夫の三回忌を終えた頃の私の心模様です。 *タイトルは「早く幸せになりたい」という「早く人間になりた~い」の妖怪人間ベムベラベロ(知ってますか?)のようなものでしたので変えました。 ~~…

夏から秋へ

夏のように暑くなった今日は朝早くから洗濯や掃除をして、ひと汗かいたのでお昼前にシャワーを浴び、家でのひとりランチにグラタンを作り食べ終えて、淹れたてのコーヒーを飲みながらこのブログを記しています。 前回の更新からまたひとつ季節が移ろいました…

死別でぽっかり空いたこころの穴は

いまだに救急車のサイレンを聞くと胸がギュッとなります。 2年半近く経った今でもあの朝のことが蘇えり思わず目を伏せてしまいます。 ottotosibetsu.hatenablog.com なんとか今日までやってこれたのは自分の努力はもとより周りの支えがあったからこそ、と感…

眠れぬ夜

夏至の午後。3ヶ月ぶりの更新です。 またたくまに季節が過ぎて、梅雨になっていました。 大学のレポートもひと通り終わってホッとひと息。 曇り空の下でも心は晴れ晴れしています。 おかげさまで元気です。 先月の半ば過ぎにTVのニュース速報で 西城秀樹さん…

ある死別ブログからの学び

夫が亡くなって半年後に、私はある決意のもとに通信制の大学で勉強を始めることにしました。さびついた脳みそは思うようには働いてくれませんが、若いころとは違って楽しみながら勉強できることに喜びを感じています。 資格と卒業を同時に取得したいという欲…

死別に限ったことではない喪失 悲哀のプロセスについての考察

新たに『読書』のカテゴリーを設けました。 カテゴリーをつくるほどそうたいして読んでいませんけども、これからの励みになるでしょう、という自分への期待と追い込みです。 来月からまた大学の勉強が始まりますのでその前のつかの間にイッキ読みしました。 …

愛しい君に捧ぐ

日曜の午後。 TVでラブソング特集をしているのを聴き流しながら本を読んでいます。 今日はたくさんの人が亡くなった命日。 この曲が耳とこころに残りました。 私に出来ることは忘れないこと。 ハナミズキ 一青窈 ↓ランキング参加中です。押してもらえると嬉…

わたしのことは忘れてください

先日夫の三回忌を親族のみで無事に執り行いました。 法事後になって招待しなかった夫の関係者がバラバラに来るので毎週お墓参りしていました。 寒い中そんなバタバタな日々で風邪を引いてしまったり、何だかイライラが募りましたが次の七回忌まで4年の猶予…

自戒をこめて

あと半月ほどで亡き夫の三回忌を迎えます。 親族のみで法要をする予定でいるのですが、 それに先だって夫の友人からの「墓参りに行きます」 というメールにイラっときてしまいました。 なんだかくさびを打ち込まれているような、 見張られているような気分に…

愛しい人に捧ぐ

(とっくに)2018年になっていました。 しかも8日も経っている。わお。 年末年始は ダウンタウンのガキ使観て年を越し、 今月末にある大学の試験に向けて対策(過去問題をプリントしただけ) そして録画しておいた映画やドラマを観て過ごしました。 試験が…

哀しいときめき

低く雲が立ち込める薄暗い午後 その人は夫の面影をたずさえて訪ねてきました。 ottotosibetsu.hatenablog.com 抗がん剤治療のかいもなく余命が幾ばくもないことは、前もって他の家族から知らされていましたが、当の本人から聞かされるのは辛いことでした。 …

木枯らしに抱かれて

早いもので10月も明日で終わりです。 ブログはすっかり月いちペースになってしまいました。 私の住む地域は台風一過の青空が広がり、 木枯らし1号が吹きました。 昨年より10日ほど早いそうです。 ここのところの近況、心境を記しておこうと思います。 …

久しぶりの涙

特にファンというわけではないのですが、 カーラジオから流れる歌に惹きつけられました。 来週末公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇跡』の主題歌だとか。 一日じゅうこの歌を聴いていました。 歌詞が泣けます。 久しぶりに次々と涙がこぼれてスッキリしました。 …

愛おしいとき

先月末に大学の1学期試験が終わり 空気の抜けた風船のようになっています。 精魂尽き果てました、と言ったら大げさだと笑われますね。 近頃は朝からエアコンの効いた部屋で猫とゴロゴロしています。 愛猫は遊んでもらえる時間が増えて喜んでいるらしく 調子…

この夏の出費

午前中に歯科に行ってきました。 前回補修してもらったところが またしても欠けてしまったのです。 ottotosibetsu.hatenablog.com 補修は5ヶ月しか持ちませんでした。 いや、持ったほうかも知れません。 いずれにしても作り直し決定です。 今日は麻酔をして…

ひとりになって2度目の夏

毎日が矢のように過ぎていき、気がつけば今年も後半入り。 おかげさまで元気に暮らしています。 大掃除ならぬ小掃除を済ませ、 アイスコーヒーを飲みながらこの記事をしたためています。 暮らしぶりは相変わらずマイペースで 特に落ち込むこともなく淡々とし…

それぞれの人生

先月の話しです。 中学時代からの友人と食事を共にしてきました。 当時、女子5人グループで仲良くしていましたが、 そのうちのひとりはハタチを過ぎてすぐに結婚し、 次々と子供を産み、5人のママとなり、 だんだんと疎遠になりました。もう20年近く会ってい…

恋する気もち

なんだか思わせぶりなタイトルですね。 夫を亡くして1年と3ヶ月が過ぎ、 早くも次のオトコか?と。 もったいぶらずに言っておきますが、 恋しているのはバレエにです。 夫としていたテニスはもう出来ません。 テニスのプレーは相手が必要ですし、 炎天下に…

チェリーブラッサム 新しい私

4月になって、あっという間に月末です。 おかげさまで平穏な日々を送っています。 特別なことは何もありませんが、 新しい日々を記しておこうと思います。 昨年秋に再開した 大学(通信制)の新学期が始まりました。 仕事や家事の合間に勉強しています。 晴れ…

死別ブログからの卒業

一周忌も終えて、 喪が明けたのを機に 変化した気持ちと状況を記録しておこうと思います。 まず、 夫が亡くなってから、にわか仏教徒でしたが ロウソクの火の消し忘れがあったりと ひとり暮らしには危険なので 家の仏壇で線香を上げるのはやめました。 現実…

体調不良の理由

お彼岸の連休明けあたりから 数日のあいだ、眠気やだるさに負けて だらしなく過ごしていました。 おひとりさまブロガーで いつも楽しみにしている方がいるのですが 先日の記事に『だるい、しんどいは低気圧のせい』 とありまして、思わず ほほう、と納得。 …

出口への道 光のある方へ

気がつけば未亡人という烙印を押され 生存している私がいました。 なりたくてなったわけじゃありません。 未亡人は気をつけていても 気を遣われてしまいます。 頑張りたくないのに 頑張って、とか言われます。 どう扱っていいのか分からない、 そういう感覚…

お墨付きの健康体

先週の初めに 自治体で行われている 健康診査を受けてきました。 基本的な診査ですが、 自分の体の状態を確認し、 今後の生活を見直すために受診しました。 驚いたのは 夫が存命だった 昨年始めの診査時より健康体だったこと。 当時、体重は今より軽く痩せ気…

ひと山越えた感

この1年は、 周りが心配したり、 脅かしたりするほどのことは 無かった気がします。 本もさまざま読みました。 悲嘆には段階がある、 亡くした相手によって違う、 など100人100通りで 誰ひとりともピタリと当てはまらないことが分かりました。 それ以…