また会う日まで

40代半ばで夫と死別。人生についての気づきを感じるままに。

道しるべな人々 ひとりで生きること

何の覚悟もないうちに、

突然夫を亡くし、ひとりになりました。

いきなり別世界に放り出されて、

真っ暗闇を手探りで進むような

心細く、不安定な日々でした。

 

そんななかでも新たな出会いや、

以前から縁があって、改めて深まる仲など

温かい交流に恵まれるうちに、

少しずつ、遠くに光が見えてきた気がします。

 

私の知り合いには、ひとりで暮らす人が数人います。

ずっと独身の人

離婚してひとりの人

死別した人

どんな事情でひとりになったにせよ、

皆、元気に明るく生活しています。

その姿に、私の心は励まされ、

道しるべを得たような安堵感が広がりました。

 

今までの経験も大事ですが、

変化を怖れずに

積極的に

朗らかに

親切に

たくましく

自分を更改してゆこうと思います。

 

そして、常に愛する夫はそばにいる、

そう信じることで

ゆらゆら揺れながらも小舟は

安住の地にたどり着くのでしょう。

 

求めよ、さらば与えられん

 

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ひとり昼ごはん

 

空は曇っています。

平均気温より高めらしいけれど、寒いです。

 

少し早めに昼ごはんの用意をしました。

本日のメニューは

・りんごと柿(それぞれ半分)

・焼き豆腐なべ(焼き豆腐とネギ、えのき)

・鶏の手羽元と大根の煮物(ゆで卵入り)

 ↑昨日作り過ぎました。明日の分もあります。

 

ご飯を炊く準備もしましたが、

これだけでお腹いっぱいになりそうです。

 

ひとりだと

同じメニューが続きがちです。

冷凍したり、工夫が必要なようです。

 

それでは、今からいただきます。

 

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以心伝心

午後の3時を過ぎると夕方を感じるこのごろ。

私の心は、夫のことを思い出していました。

 

去年の暮れ、仕事は正月休み前のラストスパート。

自営業の私たちは慌ただしいながらも、

休日には趣味のテニスをしたり、

一緒に買い物に行ったりと

いつもと変わらぬ日々を送っていたんだな、と。

 

こんなに早く

離れ離れなるなんて

これっぽっちも思いませんでした。

 

互いに、出会った頃は最悪の第一印象で

よく付き合おうと思ったね、

などと笑い話になったのは、だいぶあとになってからの話し。

 

見た目も性格もまるで違って、

当時の友人からも

「意外~」「続かないんじゃない」「どした?」

などと、いわれ放題でしたし、

正直、自分でも長くは続かないだろうな、と思っていました。

 

何を考えているのか分からないくらい、

無口で無愛想だった夫が

うるさいくらいによくしゃべるようになったのは

ここ数年でしょうか。

夫婦になると似てくるのかも知れませんね。

 

それに驚くくらいの以心伝心。

互いに相手の考えていることが、ピタッと分かるようになっていました。

アウンの呼吸で、仕事ができるようになってきたのに。

長い年月を経て、ようやく夫婦らしくなれたのに。

 

夫も同じことを思っているんじゃないでしょうか。

きっと、今ごろ。

 

  

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夫の目線

日毎に寒くなってきました。

ひとり暮らしも11ヶ月目になりました。

 

私と猫の寝床は、夫と寝ていたダブルベッドです。

夜はお風呂で温まった体が冷えないうちに

ベッドに潜り込みます。

 

今日こそ夢で逢えますように。

そう呟いて1分も経たないうちに寝付いてしまいます。

 

気がつけば翌朝。

私が起き上がると、ベッドに潜り込んで寝ていた猫も

一緒に飛び起きて「にゃー」と、ひと鳴き。

 

キッチンでお湯を沸かし、コーヒーを入れて、

猫にエサをやり、水を替えたら

仏壇の前に座り手を合わせます。

 

コーヒーを飲みながら、テレビで天気予報をチェックして、

自分の予定も確認します。

 

出かける日は猫も一緒になってソワソワウロウロ。

どこ行くの?いつ帰るの?と言わんばかりに擦り寄ってきます。

「すぐに帰るからね。おりこうにしてて」

 

帰ると玄関扉の前に、コロンと仰向けに寝転んで

“お帰りダンス”を始めます。

 

荷物を置いて、コートを脱いだら仏壇の前へ。

「今日も1日無事に終わりました。ありがとう」

横にちょん、と座る猫の頭を撫でながら私は言います。

「ほら、あなたもお父ちゃんにご挨拶よ」

そう言うと、「ふにゃー(はーい)」

「はい、よくできました。ご飯にしようね」

 

猫を飼っていて良かっただろ、

そう夫が上から言っているような

そんな気がした冬の午後。

  

 

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睡眠で心身を癒すために寝る前の心がけ

生きていくには食べること以外に、

睡眠も大切なことだと思うのです。

寝不足は日中頭がボンヤリして

非効率な1日になってしまいます。

 

適切な睡眠時間は人によりますが、

誰でも睡眠の質が良いのに越したことはないでしょう。

 

幸い、私はよく眠れています。

もちろん薬やお酒は飲んでいません。

 

私はいつも自分に言い聞かせます。

悲しむのは起きている間だけでいい。

ただ、いつまでもメソメソしない。

メソメソしている自分に早く気がついて、

それをやめること。

 

常に自分を俯瞰する癖をつけるには、

瞑想が有効だと思っています。

 

寝る間際には、こうつぶやきます。

「今日も1日見守ってくれてありがとう

今から休ませていただきます」

時々「そろそろ夢にでてきてね」と

付け加えたりもします。

 

夫が亡くなった当初から

深い眠りのため、

(悲しいことに)未だに夫は夢枕に立ってくれませんよ。

 

寝つきが良くないときは、呼吸法をします。

【4:7:8】4つ吸う:7つ止める:8つ吐く

4、5回繰り返すと気持ちが落ち着いて

ストン、と眠りにつけます。

さまざまある呼吸法のなかで

私にはこれが合っているようです。

 

あと、昼間に起こった嫌な出来事は

一切思い出したり考えたりしないこと。

これも大事です。

 

 

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黄昏クッキング

夫なき今、日々の暮らし向きは質素倹約に努めています。

生きていると何かとお金がかかりますね。

部屋のエアコンはなるべく我慢して、

日中はつけないようにしています。

 

生命維持の食事は、一人なのでいい加減です。

自他共に認める料理音痴なので

栄養が摂れて、満腹感が得られればこだわりません。

 

さて、先ほど冷凍庫を整理していましたら、

秋口にカットしてしまっておいたナスを発見。

見つけてしまった以上、何とかしないと

次はいつになるかわかりません。

 

にんにくとピーマンと玉ねぎと炒め合わせて、

ラタトゥイユを作りました。

トマトが無かったので、トマトジュースで代用です。

味付けは塩のみ。

 

今夜はこれとレーズンパンに

認知症予防にいいと噂のココナッツオイルをつけて食べよう。

 

こんなメニューはひとりならでは、です。

夫がいたら、

「俺のは別メニューでよろしく」

って言われていたはず。

夫のあのしかめっ面をもう一度見たいです。

 

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得難い安心感

ottotosibetsu.hatenablog.com

↑これの続きです。

 

 ゴミを片付けずにそのまま放置した理由は、

(故意だと仮定して)片付けたら思うツボだと思ったからです。

かえって神経を逆なでする恐れもありますけどね。

それはそれです。

 

私は仏壇の夫に向かって文句を言いました。

「あなたはこのいきさつを知っているわよね?」

「誰の仕業かも知ってるのよね?」

もちろん応えはありません。

 

「やっぱりそばにいてくれてないのね。」

「さっさと別の世界に行っちゃって。そっちのほうが楽しいんでしょ」

と、拗ねたことも言ってみました。

傍で見ていたらクルクルパーですね。

 

悪い方に考えるとキリがなくて、

終いには命を狙われている、などと

ものすごい方向へ被害妄想が膨らむので

自分でも呆れます。

 

とにかく、私以外の人の気配がないのが問題なのだ、

そう思ったのですが、

誰彼家に招くのも、はばかられます。

特にこの暮れ間近の時期は皆さん忙しいでしょうし。

 

そのことばかりに囚われてもいられないので、

普段どおりに過ごしていた一昨日の日暮れのこと。

昼間に買い忘れた物を買いに近所のコンビニへ行きました。

 

店の入口で見知った顔にバッタリ。

家族ぐるみで仲良くしていた、夫の後輩でした。

会うのは新盆以来です。

 

「いやー、ご無沙汰してます。先輩に線香あげさせてください」

「どーぞ、どーぞ」

 

そんなやりとりの後、家に寄ってもらいました。

以前から奥さんに渡したい物もあったのでちょうど良かったです。

 

「ひとりだと何かと物騒ですから、遠慮なく何でも言ってください」

そう言われて、 

ん?

このタイミング。

(ちなみにこの時、ゴミのことは話していません)

 

思わず仏壇の写真に目を向けました。

夫がウインクしているように見えます。

「やっぱりそばにいてくれたのね。疑ってごめんね」

私も手を合わせました。

「ビビリのヘタレが!世話が焼けるぜ」

 そう言っているようにも見えましたが、

別れも告げずに逝ってしまった

夫の罪滅ぼしのような気がしています。

 

***

 

昨日は風が強かったせいか、

数日放ったらかされて、干からびた生ゴミは

散り散りに飛んで行ったようです。

片付ける手間が省けました。

 

 

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