夫の目線
日毎に寒くなってきました。
ひとり暮らしも11ヶ月目になりました。
私と猫の寝床は、夫と寝ていたダブルベッドです。
夜はお風呂で温まった体が冷えないうちに
ベッドに潜り込みます。
今日こそ夢で逢えますように。
そう呟いて1分も経たないうちに寝付いてしまいます。
気がつけば翌朝。
私が起き上がると、ベッドに潜り込んで寝ていた猫も
一緒に飛び起きて「にゃー」と、ひと鳴き。
キッチンでお湯を沸かし、コーヒーを入れて、
猫にエサをやり、水を替えたら
仏壇の前に座り手を合わせます。
コーヒーを飲みながら、テレビで天気予報をチェックして、
自分の予定も確認します。
出かける日は猫も一緒になってソワソワウロウロ。
どこ行くの?いつ帰るの?と言わんばかりに擦り寄ってきます。
「すぐに帰るからね。おりこうにしてて」
帰ると玄関扉の前に、コロンと仰向けに寝転んで
“お帰りダンス”を始めます。
荷物を置いて、コートを脱いだら仏壇の前へ。
「今日も1日無事に終わりました。ありがとう」
横にちょん、と座る猫の頭を撫でながら私は言います。
「ほら、あなたもお父ちゃんにご挨拶よ」
そう言うと、「ふにゃー(はーい)」
「はい、よくできました。ご飯にしようね」
猫を飼っていて良かっただろ、
そう夫が上から言っているような
そんな気がした冬の午後。
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